ホリエモンがホリえもんじゃないのは眠ったはずの魂が燃えるから

kyojaku2005-04-01

こんにちは。今日は四月一日です。もうすっかり暦も陽気も春ですね。
私共の新興宗教は今日からイスラム教で言うところのラマダンに入りまして食事には気を使っております。あちらは日没まで何も食べてはいけないそうですがこちらのほうは基本的にいつ食べてもオーケーです。ただ一点注意が必要なのは棘のあるものしか食べてはいけないということです。例えばうにとかバラの茎とかですね。これは18世紀アメリカの伝説的インディアンであるアラバマコーキシンという人の「人間は食わねば生きていけない。しかし手当たり次第に食ってもいけない」という教えからきています。物を食す際の痛みを通して「本当に自分にはそれが必要なのか?」ということを自分に問いかけるわけです。
食べ方のルールは「調理法は自由だが棘をもいではいけない」という一点に尽きます。
比較的年配者や子供たちがスムーズに食べられるものはさそりのから揚げだといわれています。
しかし若者に多く見られる殉教思想の流行によりウニを生のまま丸呑みすることが近年非常に問題になってきております。
「自分を傷つける」というのはあくまでこの自然界に感謝を捧げる祈りの気持ちを本心から起こさせるための一プロセスに過ぎません。安っぽい自己犠牲やちゃちなヒロイズムのために無茶をするのは若者の特権だというむきもありましょうが若者年寄り関係なくひとつの巨大な生命体として地球を粘っこくやわらかく包み込んでいこうという私共の教義からは最も外れた行為であるということを肝に銘じてもらいたいものです。
「どうしてもメロンパンしか食べられない」としてメロンパンに自ら針を仕込んで食べきってから救急車で運ばれたゴスロリの信者やありあまる好奇心からふぐを丸呑みして命を落とした会社役員等もすべて同じ穴のむじなであります。
健全な宗教は健全な精神から始まります。特に私共のイスラム教で言えばラマダンにあたるところの行事は深く考えて食事をしなければ身体を著しく害する恐れがあるという特質から鑑みて、経験の浅い人や年少者は周囲の人に良く意見を聞いて無理に参加することの絶対にないよう、また経験者といえども決して油断せず細心の注意を払って頂きたいものです。ではこれから3ヶ月半という長期間にわたるものではありますが、イスラム教で言ったらラマダンにあたるこの行事を楽しんでいきたいものですね。そういえば今日はエイプリルフールですね。