客にケツを向けて自分のアンプから出した音を確認するベースとハット・スネア・バスドラ三点セットを目を閉じて口でリズムパターンを確認しながら一心不乱に叩く変な格好（主に鉢巻とTシャツとトロピカルな短パン）のドラムと(曲によっては)曲中の八割で不協和音若しくはキーに合ってない音をわざと出すギターと変な踊りを踊りつつたまにステージ上に鼻水とか唾とかを垂らすボーカルを擁すバンドのメジャーデビュー盤。何故かメロウな感じに傾いてる曲が多い上に
スティーヴ・アルビニ所有のスタジオで録った為か音がスゲー良い。よってスゲー聴きやすい。現在彼らはギターが抜けてボーカルがキーボードにかぶりつきで演奏している為変なバンドから変な
インストバンドになっている。そしてボーカルはたまにマイクに近づいて「プワプワ！」って言ったり全身網タイツで出てきて曲の途中でやおら立ち上がって客前に歩み出て網タイツを自ら引き千切って結果ビキニ一丁になったりしている。
